なんで中国紙ってトンチンカンな事書くのかなあ?

GDP2位の中国は、国民の幸福感でも世界2位か?」という内容で中国紙が議論をしているそうだ。
この視点での議論はどう考えたってトンチンカンだろう。

■ 日本抜き世界2位の経済大国となった中国、「国民の幸福感」も世界2位と言えるのか?―華字紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110222-00000022-rcdc-cn

GDPの大小というのは国全体での経済規模にまつわる話だ。
個人の幸福が経済規模と関係あるとしても、国全体の経済規模と個人の幸せが比例していると考えるのはめちゃくちゃだろう。

その理論が成り立つのなら、人の数が少ないスイスやシンガポールなどの国は幸せになれないことになる。

国の経済と個人の富の関係を語るなら一人当たりのGDP

経済的な意味での個人の富の議論として、GDP自体を使うものではない。
GDPと幸福度の関係をテーマにしたければ、一人当たりのGDPで語るべきなのだ。

一人当たりのGDPで見ると、中国は日本のGDPに遠く及ばない。
名目で見ても購買力平価で見ても、全然違うものだ。

はっきり言って、東南アジアの比較的豊かな国のほうが、一人当たりのGDPは大きい。
だから、「経済規模2位の中国は世界で2番目に幸せか?」というのは議題の設定自体が間違っているというしかなかろう。

何でこんな意味不明な事をするのだろう?

中国からのニュースでは、時々わけの分からない議論をしているものを見かける。
比較の対象にならないものを、無理やり比べてみたりするのだ。

今回の場合のニュースも、その一例と言って良いだろう。

日本の新聞やテレビ番組でも、こういったトンチンカンな議論を目にしないわけではない。
しかし、中国のものは比較にならないくらいすごいのだ。

もちろん、国威発揚が目的なら、そういう議論も分からなくも無い。
良し悪しは別にして、何か意図的なものがあるのなら、議論を捻じ曲げる理由も理解できる。

でも、今回の場合は、そういうことでもないのだ。
なぜなら、どちらかというと中国政府の政策に批判的な内容だからだ。

新聞記者って大卒だよね

中国でも新聞記者は大卒だと思われる。
なにせ、大卒者の多くが職に就けないような国情だから、それなりの人材は余っているはずなのだ。

そのレベルの人が、何でこういう議論をするのだろうか?
本当に疑問である。

中国は日本以上の詰め込み教育だといわれている。
もしかしたら、そういうことが影響しているのかなあ?

分からんなあ。

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