中国が7.8%成長って本当か?正確なGDPは誰も知らない

2013年の中国のGDP は年率で7.8%だったのだそうです。

率直に言って、誰がこんな数字信じるんだという感じはしますけどね。政府の公式の発表としては、こんなふうに発表されていますということです。一応紹介しておきます。

嘘くさいと思う根拠

中国が発表する統計が胡散臭いと言うには、それなりに根拠があります。中国の経済に詳しい方ならご存知だと思いますけど。

例えば、今回のGDP ですが、そもそも発表するタイミングが早すぎます。2013年の統計が2014年の1月20日に出てきているのです。たった3週間弱で発表しているわけです。

さすがにこの数字を信じろといわれても、ちょっと無理がありますよね。GDPの発表なんて、数ヶ月単位で時間がかかるものですから。

この他にも、中国全体のGDP は地方のGDP の合計よりもずいぶん少なくなるなんて話もあります。数十パーセントも違うのだとか。

どういう処理をしているとそうなるのでしょうか。常識的に考えると、そんなことありえない話なんですよね。まあ、鉛筆舐め舐め数字を作っているのでしょうね。

この他にも、中国の統計のいい加減さと言うか、恣意性について話し始めると、キリがないほどです。政府関係者すら信じていないといいますし。

朝日新聞や毎日新聞は信じてくれる

ただ、一部の日本のメディアは、統計が疑わしいことを示さずに、この数字を発表しています。中国政府が発表する数字自体を載せるのは悪くないと思いますが、その数字が疑わしいことは書いておくべきだと思うんですよね。読者に間違った判断をさせないためには。

しかも、その数字をもとに、真面目に分析までしているんですよね。毎日新聞とか朝日新聞とか。

中国が経済成長していると思わせておきたいのかなあ。ちょっとうがってみてしまいますね。

特に、朝日新聞の記事のタイトルを見ていると、中国のこと好きなんだなあと思わずにはいられません。何せタイトルが、「中国成長率、下げ止まり 13年、GDPは日本の2倍に」1 ですから。わざわざ日本の成長率を出してきて、中国はその倍と強調するわけです。

朝日新聞の経済記者が、中国の統計の問題を知らないはずがありません。ということは、分かった上でこんなタイトルをつけているわけですね。

やっぱり、新聞を一紙に絞るのは危険かもしれません。

実際はどのくらい?

正確な数字は分からないとしても、おおよそのGDPの数字はどのくらいなのでしょうか。実は、中国ウォッチャーのような人も、明確な意見を述べられないようです。「正直、よくわからん」としか言えないようですね。

その他の統計も問題が有りすぎて、推測すら難しいようです。ただ、状況証拠から考えると、7.8%成長するのはどう考えても難しいであろうと言うのが、総意みたいですけど。

まあ、中国の政府関係者ですら、正確なGDPはわからないという人もいますからね。私達には知る由も無いのでしょう。少なくとも現状では。


  1. 中国成長率、下げ止まり 13年、GDPは日本の2倍に(朝日新聞)2014年1月20日 []

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