中国の輸出額が大幅に減少!旧正月の影響?それだけじゃないよね

中国の2014年2月の輸出額が、前年同月比で18.1%減だったそうです。つまり、2割くらい落ち込んだわけですね。かなりの落ち込みと言って良いでしょう。1

中国の税関総署というところは、これに対して楽観的な見方をしています。今年は春節休みがずれたために、一時的に輸出額が減ったと言う説明をしているのです。春節というのは旧正月のことですね。中国の旧正月は日本の正月のような位置づけです。長期の休みをしっかりと取ります。

税関総署は、旧正月(春節)が前年とずれた影響に加え、企業が旧正月を前に、輸出を1月に前倒ししたことが2月の輸出減につながったと分析した。3月以降は旧正月の影響が無くなり、輸出が正常な数字に戻るとみている。

いくら何でも減りすぎ!

でも、前年同月比の輸出額が18%減って、どう考えても減りすぎです。春節だけで説明できるのか、ちょっと調べてみたました。

まず、2013年の中国の春節休みですが、2月9日から2月15日に設定されていました。そして、2014年の春節休みは、1月31日から2月6日と設定されています。

ということは、2月の休日自体は、今年の方が短いのです。それなのに春節の影響って、あまり理屈が通らない気がします。

「企業が旧正月を前に、輸出を1月に前倒しした」というもう一つの理由は分からなくもありません。でも、それだけで18%も減るとはとても思えないんですよね。やっぱり何か問題を抱えていると見る方が自然でしょう。

1月2月の合算でも減っているようだ

ちなみに、1月2月を合算した輸出額で見ても、やっぱり減っているみたいですね。ただ、この場合は、減り方はかなり小さくなるようです。前年比で1.6%しか減りません。2

率直に言って、これまたちょっと胡散臭い数字だと感じます。この数字を信じるなら、1月の輸出は相当多かったことになりますよね。連休前の輸出を増やすだけで、ここまで数字が違うのかなあ。ちょっと理解しにくいですね。

まあ、とりあえず、1月も含めて考慮しても輸出が減っている、というのは事実のようです。

中国って8%近い経済成長をする国ですよね

毎日新聞の報じることが正しいとしても、1月2月で輸出額は減ったことになります。でも中国って、年8%近く経済成長をする国ですよね。しかも、成長の原動力は輸出のはずです。

そんな国の輸出が減るって、やっぱり問題だと考えた方が良いでしょう。もっとも、中国の8%成長自体、かなり眉唾ものだという意見も根強いですからね。中国経済の実態に合った数字が出てきていると考えるのが良いのかもしれません。

  1. 【中国】2月の輸出18%減、春節連休の影響か(NNA)2014/3/10 []
  2. 中国:2月輸出マイナスに転じる 前年同月比18%減(毎日新聞)2014年03月08日 []

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