中国のディベロッパーが倒産していたんだ| 不動産価格の下落とシャドーバンキング問題は深刻そうだなあ

中国浙江省の「浙江興潤不動産投資」という不動産会社が、債務超過に陥り事実上破綻したそうです。3月後半の事ですから、1か月くらい前の話です。

記事には「高級別荘や住宅の開発を手掛ける」とありますので、個人の富裕層向けのビジネスをしていた会社なのかな。1

ちなみに、倒産に至った要因は、不動産価格の下落ということです。ディベロッパーが不動産価格の下落で倒産したということは、建てた建物が売れなかったということなのでしょうか。まあ、そう考えるのが自然ですよね。

ちなみに、今回のケースでは、シャドーバンキングも絡んでいるようです。この不動産会社は、シャドーバンキングからの借入れもあったようですね。

今後、この手の倒産は増えるかもね

中国の不動産価格の下落やら、シャドーバンキングやらと、現在の中国の不動産がらみの問題点を集約したような倒産ですね。今後、この手の倒産が増えるのかもしれません。

不動産価格が下がれば、当然ですが思ったほどお金は入ってきません。となるとシャドーバンキングから高利で借りていた事業資金は返済できなくなります。

こういう状況では、正規の金融機関はお金を貸してくれないでしょう。また、別のシャドーバンキングからの借入れも難しい可能性が大きいはずです。となると、倒産しかなくなるわけですね。

今回のケースは小さな問題だと思いますが

ちなみに、産経新聞の記事では、借入額は5億元(約570億円)としています。小さい企業ではありませんが、大手ディベロッパーという感じでもなさそうですね。

記事では「大手銀行からの融資もあり、返済できなければ金融市場に影響する恐れ」なんて書かれています。でも、負債の額から考えて、そんな大事にはならないでしょう。全体から見たら、小さな話です。

ただ、同じような倒産がおこるのではないかという懸念は残りそうですね。何せ、不動産価格が下落すれば他社も同じような影響を受けます。シャドーバンキングから借り入れているのも、この会社だけではないでしょう。類似の倒産が一番怖そうです。

そうなってはじめて、金融危機云々という感じでしょうね。不動産価格の動向はちょっとと気になります。

  1. 中国の大手不動産会社が経営破綻 住宅価格の下落で(産経新聞)2014.3.19 []

タグ:

関連した記事を読む

コメントは受け付けていません。