中国製の家電は日本では厳しいみたいです| AQUAブランドをつけても消費者の心は動かせず

中国ハイアールのAQUA ブランドが日本で苦戦しているようです。日本の販売会社であるハイアールアクアセールスという会社は、平成25年の12月期の決算で、「最終損益が18億9300万円の赤字1 」だったのだそうです。

AQUA と言えば、三洋電機のブランドとして記憶している人も多いでしょう。具体的には三洋電機の洗濯乾燥機のブランドとして展開していました。

しかし、紆余曲折を経て、現在では中国ハイアールのブランドになっています。三洋電機は業績不振で、パナソニックの子会社になっています。その後、AQUA ブランドはハイアールに売却され、現在ではAQUA ブランドの家電が販売されているのです。ちなみに、洗濯乾燥機以外の冷蔵庫などの白物家電も作られているようですね。

中国製の家電は厳しいよね

率直に言って、中国製や韓国製の家電を日本国内で売るのは、相当厳しいのでは無いでしょうか。これまでも各国の家電メーカーが日本市場に来ています。しかしながら、ことごとく失敗しているという印象ですよね。少なくとも外国メーカーが大成功したというような例は知りません。

特に中国のメーカーの場合は、技術力に対する不安があります。実際には技術は上がっているという話ですが、一旦ついてしまった悪いイメージを払拭するのは難しいでしょう。

中国メーカーであることを少しでも隠すためのAQUA ブランドという面もあるのでしょう。でも、あまり上手くいっていないようですね。

もっとも、19億円程度の赤字なので、ビックリするほどの大赤字という感じでもないですけど。

赤字以上に問題がありそうです

ただ、この会社に関しては、昨年度の赤字という以上の問題を抱えていそうです。驚いたことに、自己資本比率が0.4%しか無いのです。

財務の健全性を示す目安の自己資本比率は、25年12月末で0・4%程度にまで低下した。同社は「(1月からの)今期はコスト削減を進め、業績は順調に推移しており、(借金などの負債が資産を上回る)債務超過の恐れはない」とコメントした。売上高は公表しなかった。物流体制などを見直して業績を改善する考えだ。

はっきり言って、普通の会社なら、とっくに倒産してもおかしくないような数字です。相当経営は上手くいっていないようですね。

資本関係を調べてみましたが、よくわかりませんでした。まあおそらくは、ハイアールの100%子会社でしょう。名前から察するに。

ということは、どうしても危ないとなれば、ハイアールから資本注入があるのでしょう。もちろん、この会社を潰して日本から撤退というチョイスもありえますけどね。

ハイアールの株価をチェック

ちなみにハイアール本体の株会はどうなっているのでしょうか。

日本の販売会社の業績は、本体には大きな影響を与えないはずです。関係ないといえば、あまり関係ないのですけどね。

一応チェックしておきましょう。ちなみに香港証券取引所のチャートで、単位は香港ドルです。チャート自体はロイターのサイトからとっています。

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長期のグラフを見ると分かるように、ここ数ヶ月は株価を下げているようですね。チャートで見る限り、20%くらい下げているのかな。結構な下げです。

それまでは数年間にわたって順調に右肩上がりで成長してきました。中国経済の行き詰まりと関係があるのでしょうか。今回のニュースは別にして、興味深い所ですね。

  1. 中国家電「AQUA」日本で苦戦 販売子会社が18億円の最終赤字(産経新聞)2014年4月23日 []

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