中国系のメディアの情報は注意してみないと騙される事も

最近は、中国系のメディアの情報をYahoo!ニュースなどを通してみることが出来ます。こうした情報が手に入るのは嬉しいことですが、注意してみないと情報を提供している側に踊らされることにもなりかねません。情報工作的な記事も頻繁に紛れ込んできます。

よくある手口が、中国以外の国のメディアのニュースを引用している形の記事です。台湾の新聞が○○と書いているとか、シンガポールの新聞が△△だと断じているというような形で、紹介する記事ですね。

中国以外の国の記事として書くことで、読み手に対して信じやすくさせる効果があるのでしょう。中国発の記事だと思うと、日本批判の記事に関しては、誰も素直には読みませんからね。外国発信と言う体にするわけです。

台湾の記事を装っているけど、半分は中国資本の新聞社による記事

一つ具体例を挙げましょう。

Yahoo!ニュースの中にFOCUS-ASIA.COM と言うところの記事として、「日本は今年『3つの危機』に遭遇、安倍氏は中ロに降参せざるを得ない―台湾紙」という記事がありました。この記事のつくりはかなり複雑で、台湾紙の旺報が書いたものを中国の環球網というところが伝えています。それをさらにFOCUS-ASIA.COM が伝えていると言う形です。

さてこの記事ですが、だいたいタイトルの通りの内容です。台湾紙の旺報が2015年は安部政権が中韓ロに包囲されて外交的に屈するというような予想をしています。

確かにこんなふうに台湾紙が書いているとなれば、環球網が伝えるよりも説得力がありますよね。でも、実は、この記事にはトリックがあるのです。旺報と言う台湾紙は、実は、半分は中国資本なのです。ウィキペディアから引用してみましょう。

旺報(おうほう、英名:Want Daily)は、台湾の日刊紙で、主に中国大陸報道を専門とする新聞である。中国の旺旺グループと台湾の中国時報が共同出資する形で2009年8月11日に台北で創刊された。

中国側が引用する事を前提として、わざわざこんな記事を書かせた可能性が大きいわけですね。

華僑のいる国には必ず中華系の新聞がある

華僑の多い地域では、中華系の新聞が必ず存在します。そこに記事を書かせて、外国メディアの報道であるかのように引用をするわけです。本当に手が込んでいます。

中国経由で来る情報は、中国以外の国で書かれているからと言って、うかつに信じてはいけません。この程度の工作は平気でやってくる国ですから。

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