オフショア人民元市場って何だ?| 海外の投資家から攻撃を受ける可能性も

オフショア人民元市場は、中国本土以外での人民元市場のことを言います。以前は人民元は、中国本土にしか市場がありませんでした。ちなみに、中国本土での人民元の市場は、オンショア人民元市場といいます。

国内と海外に独立した市場があることで、人民元は2つの価格を持つことになります。オンショア人民元(CNY)とオフショア人民元(CNH)の価格が若干異なるのです。実際、オフショア人民元とオンショア人民元の比較チャートを提供しているサイトも存在します。

このサイトにあるように、オフショア人民元とオンショア人民元は、若干価格が違います。ということは、この価格差を使って裁定取引をしている人がいると考えられます。オフショア人民元を買ってオンショア人民元を売る、あるいはその逆をすることで稼ぐことが出来るのです。

実際、オフショアとオンショアの価格差が拡大し、それが原因で人民元安が進んでいると指摘する記事も過去にはありました。1

ということは、オフショア市場が存在することで、中国政府は為替操作がやりづらくなっていると考えられます。ということは、何らかのきっかけで、人民元が暴落することもありうるという事ですね。注意が必要です。


  1. 【中国の視点】元安進行:裁定取引が主因か、人民銀との駆け引きが継続も
    ロイター 2015年 02月 4日 08:10 JST []

タグ: ,

関連した記事を読む

コメントは受け付けていません。