「パンダ・ハガー」と「ドラゴン・スレイヤー」| この2語を知るとアメリカの対中政策がよく分かりますね

「パンダ・ハガー」と「ドラゴン・スレイヤー」とうい単語があるのをご存知でしょうか。どちらも英語起源の外来語で、それぞれ「Panda Hugger」「Dragon Slayer」と綴ります。これらの2つの語は、中国に対する態度を表す単語です。

ニュースサイトなどでは見かけませんが、専門家の記事の中では見かける語です。覚えておいて損は無いでしょう。

パンダ・ハガーとは

パンダ・ハガー(Panda Hugger)というのは、すごく簡単に言ってしまうと、親中的な人の事です。中国をパンダに例え、そのパンダにハグする人という事で親中派を表現しているわけです。有名なところでは、キッシンジャーなどの名前があがるでしょうか。

まあ、パンダを中国の象徴として扱うのには抵抗がある人もいるでしょうけどね。パンダが生息する四川省は、もともと中国というよりはチベットの土地でしたから。

とりあえず、中国で愛嬌が感じられるものと言えば、まず真っ先に挙がるのがパンダでしょう。その意味では、親中派をパンダ・ハガーというのは、命名としては理解できなくはありません。

ドラゴン・スレイヤーとは

次にドラゴン・スレイヤー(Dragon Slayer)ですが、これはパンダ・ハガーとは反対の意味です。対中国強硬派くらいの意味でとらえるといいでしょうか。

ちなみに、「Slayer」の「Slay」という単語は、殺すというような意味です。つまり、ドラゴン・スレイヤーは、もともとは竜殺しというような意味なのです。

中国を竜に例えて、それに厳しい立場の人なので竜殺しという名前がつけられています。

とは言え、中国を竜に例えるのも、またちょっと変な感じがしますけどね。1990年代までは香港、シンガポール、韓国、台湾をアジア四小龍などと呼んでいました。そしてこのころは、日本が大龍だったはずですから。

ゲームだし神話だしマンガだし

ドラゴン・スレイヤーという名称がもう一つややこしいのが、この単語はゲームや神話、マンガなどでつかわれている語なんですよね。

「ドラゴン・スレイヤー」で検索してみると、検索結果の一番上に来るのは「ドラゴン・スレイヤー」というゲームのウィキペディアによる解説ページです。その他も、上位は、ゲーム関連が多いですね。

それ以外では、神話でもよく使われている語のようです。また、最近の作品では、マンガのフェアリー・テイルの主人公がドラゴン・スレイヤーでしたね。たしか。

とても強いイメージがあるのは良いのですが、対中強硬派の意味でこの語を拾おうとすると、ちょっと苦労しそうです。違う使い方をしているページが多すぎてね。

アメリカの対中外交はパンダ・ハガーの手からドラゴン・スレイヤーに

ちなみにオバマ政権では、対中外交を仕切っていたのはパンダ・ハガーであると言われていました。しかしトランプ政権になると、ドラゴン・スレイヤーが対中外交を担うという観測があるようです。

つまり、アメリカは中国に対して厳しい態度を取るようになる可能性が大きいわけですね。実際トランプは、台湾の蔡英文総統と電話会談をしたそうです。これは、歴代の米大統領では全くなかった話です。これだけを見ても、対中政策の変化の兆しが感じられます。

ということで、これから活躍するのはドラゴン・スレイヤーかもしれません。覚えておきましょう。

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