中国が米国債保有高で2位に転落| 人民元安も止まらない模様

中国が米国債の保有で世界2位に転落。これって、中国にとってはヤバい事なんじゃないの?

日本が米国債の保有で世界1に返り咲いたようです。日本が1位になったという事は、これまで1位だった国が2位に落ちたという事ですね。で、その2位に落ちた国はどこかというと中国です。

宮崎正弘さんのメルマガから、ちょっと引用してみましょう。

一位は日本で1兆1300億ドルなった。
 次に中国が1兆1200億ドル。
 16年11月末の米財務省発表、米国赤字国債保有ランキングである。1

公称の外貨準備ですら減っている

最近の中国の問題は、外貨準備が減っていることだと言われています。2016年9月末の時点で公称で3.166兆ドルであるとされています。2 かなり速いペースで、外貨準備が減っているようですね。

あの国の事ですので、この手のデータはほとんど信頼が出来ません。実際にはこんなものではなく、かなり厳しい状態なのではないかと指摘する専門家もいます。資本流出が起こっているので、人民元を買い支えるのが難しくなっているのではないかというのです。

実際、米国債の保有額などから見ても、外貨準備の問題は杞憂とばかりは言っていられないようですね。公称で見ても、客観的なデータで見ても、状況は悪化しているわけです。

中国政府は資本が海外に出て行かないようにと、さまざまな手を打っているようです。日本での爆買いが突然無くなったのも、中国政府の規制が厳しくなったからだと言われています。

それだけ対策をしても、なかなか状況は改善しないようですね。中国経済には、当面の間警戒が必要かもしれません。

元安の流れも止まりません

ちなみに、人民元はこのところ米ドルに対して元安方向で推移しています。これを書いているタイミングでは、1ドル6.9593元という事でした。

これは、2008年頭の水準と同じくらいです。暴落とまでは言いませんが、かなり元安が進んでいますね。

なにせ、資本が流出しないようにしているのに人民元が安くなるのですから、中国政府としてもハンドリングが難しいのでしょう。

実態がなかなかわからないので、正確な部分は分からないのですが、やっぱり中国経済はおかしな事になっていそうです。


  1. 宮崎正弘の国際ニュース・早読み< 米国債保有世界一は日本が回復 通算第5137号 []
  2. 中国外貨準備、9月末は3.166兆ドル 予想以上に減少
    ロイター 2016年 10月 7日 14:40 JST []

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